カンボジアの人達のために健康診断キットを購入したい

Cambodia Outreach Projectは、カンボジア大学とHospital Beyond Boundariesとの共同で、マレーシア国立大学医学部の学生委員会(MPP)により設立が予定されているボランティアプログラムです。

このプログラムは、研究にプラスとなる革新的なプログラム（high impact programs）に学生が関与できるようにしたいとの、マレーシア国立大学の副総長の提案により設立されます。

カンボジアの首都プノンペンでは、カンボジアの総人口でわずかに1.6%を占めるチャム族のような、少数民族が居住しています。

人口の3人に1人が、国が定める貧困基準以下で暮らしているため、少数民族の人々が経済的・社会的困窮に置かれています。

このような状況が、マレーシア国立大学の学生として、特に健康状態に影響が及んでいるカンボジアの人々の利益になるプログラムの提供を推進するきっかけ、原動力になっています。

私達は、大学の卒業生が設立・運営に携わり、また国連認定のプログラムであるHospital Beyond Boundariesと協力して推進しています。マレーシア国立大学医学部では、このボランティアプログラムは医学、緊急医療、看護・婦人産科を専攻する学生にとって非常に特色のあるプログラムです。

事実、当学部では、全ての住民が適切な医療処置を受けられるように、地方に住む人々に医療サービスを提供する目的で、政府の高等教育省と協力して、Health For Malaysia (HFM)ボランティアプログラムを毎年開催しています。

このプロジェクトを私達が実施する目的は、資源や課題解決策を集め、提供できるように、カンボジアでのコミュニティを再建することにあります。

さらに、将来の職務がコミュニティと直接関わる医学生が、ボランティア精神やその固有の価値、社会学的能力身に付けること、また対人関係能力を向上させ、異なる視点で課題を俯瞰する能力を強化し、社会の様々な領域や仕事の分野と共に仕事をする上での橋渡しや手段 (medium)を学生に提供したいと考えております。

私達は今後の活動で、健康への認識を高めるために健康診断を行うことを予定しています。

今回このプロジェクトで集まった資金は、健康診断キットの購入に充てられます。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。